
先日、ファイナンシャルプランナー(FP)の勉強会グループ「宮崎SG(スタディグループ)」が発足されました。第一回の基調講演として「ひきこもりの現状とライフプラン」というタイトルで登壇しました。
他県では、活動も盛んにおこなわれているのですが、会長をはじめ役員の方々のご尽力もあり、今回発足の運びとなったのです。その第一回の基調講演を担当させていただいたこと、大変光栄に思います。
ひきこもりの現状や、ライフプラン作成のポイントをファイナンシャルプランナーの方々へ伝えました。合わせてファイナンシャルプランナー自身のメンタルヘルス対策について簡易的な「ストレスの気づきワーク」を交え、仕事による疲労度チェックを実施とセルフケアの方法等を紹介しましたが、結果、FPの皆様、良い状態でありました(^^♪
ひきこもり状態にある人は、全国で100万人以上
宮崎県内では601人(平成31年3月現在)そして、全国で100万人以上。内訳は男性が4分の3を占めています(平成30年推計)これは支援を受けたり相談をしている数であり、水面下ではもっと多く方がひきこもり状態であると予想できます。キャリア支援の中で、支援は受けていないが「家族や身近な人がひきこもっている」という内容が最近増えてきたからです。
以前は、ひきこもりと言うと若年層がほとんどでした。しかし、現在は高齢化と長期化の一途をたどっています。順番で考えると、親の方が先立つわけですが、だからこそ安心して暮らしていくためには親亡きあとのライフプランを、今のうちに作成しておくことが重要となります。それにより親御さんの不安や心配は軽減されます。
ひきこもりになったきっかけ
- 1.退職したこと
- 2.人間関係がうまくいかなかったこと
- 3.病気
- 4.職場になじめなかったこと
- 5.就職活動がうまくいかなかったこと
- 6.小・中・高 不登校
- 他、受験の失敗や妊娠等 (平成30年度)
平成27年度は、不登校と職場になじめなかったことが上位を占めていますが、平成30年度は退職したことが1位です。もともとひきこもりは不登校が主でありましたが、ここでもひきこもりの高齢化が結果として表れています。
初めてひきこもりになった年齢や期間はどのくらいか?
内閣府のHPに詳細がありますので、紹介します
ひきこもり支援事業推進の3つの柱
厚生労働省管轄 平成21年度から従来の支援を充実させ「ひきこもり支援推進事業」の充実を図っています。保健医療関係、就労関係等、多角的に支援をしています。気になる方は相談をご利用になるのも良いかもしれません。3つの柱とは・・
- ①ひきこもり地域支援サポートセンター設置運営事業(平成21年度~)
- ②ひきこもり支援に携わる人材の養成研修(平成25年度~)
- ③ひきこもりサポート事業(平成30年度~)
コロナショックが起こる??
経済状況の悪化が止まらない!!ダメージはリーマンショックの3倍
4月~6月までのGDP(国民総生産)前期比マイナス27.8%(リーマンショック時でさえ マイナス17.8%減)
製造業を中心としたコロナ解雇の実態・・・6万3000人(10月6日現在)1位は製造業 2位飲食業 3位小売業
コロナの後に何が起きるか?
ひきこもるきっかけの第一位は「退職」でした。それだけではなく、その他の要因も含めると、国はひきこもりの数が増加するのではと予想しています。また精神疾患も増加しています。二つとも、今や国民的問題です。リーマンショックの時=多くの失業者が生まれ、同時に多くの精神疾患が生まれたのです。
また、再就職も厳しくなる可能性も考えるとひきこもる原因に直結する可能性があります。生活の不安やステイホームによる、うつや不安障害も増加の傾向にあります。そして学生のオンライン授業などでも精神面で影響もあるようです。
自分の健康は自分で守る!
世界中がコロナの影響でストレス過多の状態となっています。心身ともに健康な方でも、このような時期はメンタルヘルスの不調を訴えられる方も多いです。症状が重くならないうちに、自分の健康は自分で守ることを意識し、セルフケアを実践してみましょう。

メンタルroomオードリーでは、カウンセリングやメンタルコーチング等の個人セッションも受け付けております。お気軽にお問合せください。

